引退試合の最後の打者がホームラン

ベイスターズの村田修一が打ってしまった引退試合の涙のホームラン。

泣きながらベースを一周

広島市民球場で 広10 – 0 横 9回2アウト走者なしの場面。

1ストライク3ボールで佐々岡から村田選手が打った打球はホームラン。

普通であれば、喜んでダイヤモンドを廻るはずですが、村田選手は泣きながらベースを一周しました。
その後、佐々岡は次打席の選手を三振に打ちとりゲームセット。佐々岡が挨拶するために市民球場を一周してベンチに戻ろうとした際、
敗戦した横浜の選手たちが帰る中、村田は一人残って佐々岡さんの元に駆け寄ると再度、涙を流して謝罪。

佐々岡投手の引退試合

実は、この日の佐々岡投手の登板は、引退試合。通常であれば、最後のバッターは故意に凡打、三振に倒れるのがプロ野球の流れ、しかし村田選手はこの年、本塁打王のタイトルがかかっていました。

でも佐々岡選手は「気持よかった」と村田を激励。

村田選手はこのホームランがきっかけで本塁打王を争っていた選手と1本差で見事、本塁打王になりました。
村田選手は本塁打王は佐々岡さんの為、カープファンの為。と発言しました。

村田選手を恨むカープファンもいますが、私は彼がプロ野球界で最高のプロフェッショナルな男だと思います。

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