優勝決定サヨナラ逆転満塁ホームラン

2001年 9月26日、スコアボードは2-5。残された攻撃は、9回裏の攻撃のみ。

この日、近鉄が勝てば優勝が決まる一戦でした。マウンドにはオリックス、抑えのエース大久保勝信が立ちはだかっていました。              近鉄も、劣勢の中、9回の表に守護神の大塚晶文を出しました。この後、地元大 “優勝決定サヨナラ逆転満塁ホームラン” の続きを読む

敬遠のボールをランニングホームラン

敬遠のボールをランニングホームランにした長嶋茂雄

苦手の球種、コースのない長嶋茂雄は、敬遠を受ける事が多かった。初年度の1958年には6試合連続敬遠を記録。

1960年の国鉄との開幕戦では、5回二死1塁の場面で、カウント1ストライク2ボールとなったところで捕手が立ちあがり、長嶋を敬遠しようとした。投手の村田 “敬遠のボールをランニングホームラン” の続きを読む

月に向って打て

大杉 勝男

荒い打撃と三振が目立ち、本塁打は出るものの低打率に苦しむ。転機となったのは1968年9月6日のオリオンズ戦、第4打席まで無安打と結果を残せないまま試合は1対1のまま延長戦に突入し、延長11回裏に打席が回ってきた。

東映の打撃コーチだった飯島滋弥は大杉に、「月に向かって打て!」というアド “月に向って打て” の続きを読む

初打席ホームランで一打席のみで消えた選手

塩瀬成道

初めての試合の打席でホームランを放ち、その打席が最後になり、生涯を終えた?

50年に東急に入った、塩瀬成道は、5月11日に後楽園の大映戦でプロ初登板しました。5回二死から登板し、初対戦の投手の姫野好治を三振させました。そして、次の回に自分の打席が回ってきて、姫野の初球を打つと、何と打球は右翼の最前列に飛び込みました。見事、初打席初ホームラン。

しかし、その裏に2失点し、7回には2四球で満塁となり交代。
結局、打者、11人に対して5四球でマウンドを降りました。その後は二度とマウンドに立たないまま同年限りでユニフォームを脱ぎました。

つまり、打率10割、本塁打1 塁打4により生涯長打率は40割となりました。

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