スタンドからウイスキーの空き瓶を投げられ退場

1964年7月12日川崎球場での出来事

9回の表の巨人の攻撃が始まる直前。レフトの守備に就いていた長田幸男左翼手、目がけてウイスキーの空き瓶が飛んできた。幸い当たる事がなかったが、マナーの悪い観客に激怒した長田は観客に向って「その男を捕まえてくれ」と言ったが、その男は慌てて逃げ出した為、フェンスをのぼって観客席の中へ。

まもなくその男は警備に当たっていた川崎職員に取り押さえられ、長田も現場付近でファンとしばらく話した後、グランドに戻った。

ところが線審の松橋慶季は長田選手に退場を命じた。これは、試合中に観衆に話しかけたり、席を同じくしたり、スタンドに座る事を禁止したりする事は野球規則に反するとした。

再びスタンドは騒然とした。

大洋の三原監督は10分間の抗議をしたが受け入れられず、長田も「守っている時に、紙コップ、そのあとにいきなりウイスキーの空き瓶が飛んできた、もし当たったら怪我をしてしまう、観客に対して、誰かそいつを捕まえてくれと頼んだが無視されたので自分が捕まえてスタンドに飛び込んだ」と訴えたが聞き入れてもらえず、結局退場。

男は、自分の名前を言えないほど酔っていたと言い、

ウイスキーだけに水を差された格好となった。

しかし、9回の裏、2点負けていた大洋は、金光秀憲の左中間への2塁打とクレスの犠牲フライで同点に追いつき、4番桑田武がセンター前ヒットを放ち見事サヨナラ勝ち。

プロ野球B級ニュース事件簿 日刊スポーツ出版社

    ジャイアンツ今年ブレイクしそうな若手

    昨年は戸郷、松原、大江らがブレイクした。

    そして今年、新聞、野球雑誌がジャイアンツの若手で取り上げているのは、長身高卒ルーキー秋広優人ばかり。

    しかし、私のお勧めは左腕、井上温大(いのうえはると)だ。

    2020年ドラフト4位の左腕。

    冬に赤城山吹く空っ風が名物、群馬県前橋商業出身。

    前橋商業のグランドは冬の走り込みの際は足が進まない。向かい風の中、走り込み下半身を鍛えた。最大の武器は、つむじ風のように打者をきりきり舞いさせる変化球「空っ風スライダー」。

    勿論ストレートも最速146キロを誇る。

    縦のスライダーは視界から消え、横のスライダーは打者の腰が引ける。威力抜群の「空っ風」で三振の山を築く。

    同じ左腕の田口麗斗がヤクルトに移籍で先発ローテーションに入るチャンス到来。タイプ的には楽天の松井裕樹か。

    将来は阪神の2年目スラッガー「井上広大」との「井上」対決を見てみたい。

    昨年の成績 イースタンリーグ 

    9試合に出場 1勝1敗 防御率4.80

      ワールドシリーズ最高の代打逆転サヨナラホームラン

      足を引きずりながらベースを回った。

      この年1988年のワールドシリーズはドジャースの下馬評は高くありませんでした。エースのハーシュハイザーは健在でしたが、チームの主軸を担うカーク・ギブソンは幾度となる故障で、ベンチ入りするのがやっとで、素振りも出来ない状態でした。 “ワールドシリーズ最高の代打逆転サヨナラホームラン” の続きを読む

        生涯打率10割で最多安打の選手

        生涯1打席だけ立って1安打をは放ち10割の選手は過去多数あり。

        その中でもジョン・パチョレック(大洋、阪神で活躍した、ジム・パチョレックの長兄)は1963年にヒューストン・コルト45,s(現アストロズ)で1試合にい出 “生涯打率10割で最多安打の選手” の続きを読む

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