高橋直樹
1974年8月18日の近鉄バッファローズ対日本ハムファイターズ戦での出来事。
この日先発だった高橋直樹は6回二死まで近鉄打線を完封に抑えていた。
クラレンス・ジョーンズ選手に対してノーストライク・ツールボールになったところで高橋投手は一旦三塁の守備に就き、中原勇投手が急遽登板した。
ところが、クラレンス・ジョーンズ四球を出し、再び高橋投手が三塁からマウンドに上がり、そのまま最後まで投げました。
この試合で高橋は、5回まで投げ勝利投手の権利を得て、途中で三塁の守備に就き、その後リリーフ登板して最後まで投げたためにセーブが付きました。
その後、NPBではルールが改正されこのようなケースではセーブが付かないことになった。
この高橋直樹の「勝利&セーブ」のダブルの記録は、日本プロ野球唯一の記録となった。