三浦番長と黒羽根のウソの様なホントの話し
99年に当時小学校5年生だった黒羽根少年は、上大岡駅前で行われたトークショウで花束を渡した。その際に「将来バテリーを一緒に組もう」と約束。
それから、月日が流れて2005年の高校生ドラフト3位でベイスターズに入団。
しかし、打撃に課題があり、黒羽根はベイスターズの正捕手、細山田、鶴岡の両正捕手の厚い壁に阻まれ、なかなか一軍に定着出来なかった。
そして、2011年8月14日、ついに三浦投手とのバッテリーが実現。あれから、12年の月日を経て夢が現実となった。
しかも、この試合、あわや、完全試合かと思われるほどの好投で7回2/3を2安打無失点で通算140勝を挙げた。
こんな、夢の様な事が現実にあるなんて、野球とは、なんてドラマチックなストーリーなんだろう。
三浦のコメント
良いリードで引っ張ってくれて、感慨深い試合でしたね。何回も助けてくれたし、自信を持ってサインを出してくれたんで、自信を持って投げることができました。
黒羽根捕手へのインタビュー
「夢がかなって、勝って、最高です。(三浦投手は)いい球をどんどん選択してくれたし、相手もどんなリードするか分からなかったのも良かった」