連続試合安打の日本記録

練習の虫 高橋慶彦

1979年、広島市民球場での巨人戦。1回の裏、最初の打席、右打席に立つ高橋に球場、テレビのすべての視線が集まった。新浦の2球目をレフト前に運びあっさり達成した。

新記録が懸かった試合は7月31日、広島市民球場での巨人戦。1回裏、1番打者として右打席に立つ高橋に球場のすべての視線が集まった。巨人の先発・新浦寿夫が投じた2球目をレフト前に運び、ついに日本記録を更新。球場中が歓喜に包まれた。

入団後、スイッチヒッター習得のため、古葉監督指示のもとコーチの山本一義コーチの候特訓を受け、朝から晩までバットを振り続け、食事時も寝る時もバット放さなかったという。この高橋の成功が後の数々のスイッチヒッター誕生のきっかけとなった。

しかし、大記録を打ち立てた高橋だったが直後の2回、守備中に負傷し途中退場してしまった。8月8日の阪神戦で復帰したものの、ノーヒットに終わり、連続安打記録は33でストップした。

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