初打席ホームランで一打席のみで消えた選手

塩瀬成道

初めての試合の打席でホームランを放ち、その打席が最後になり、生涯を終えた?

50年に東急に入った、塩瀬成道は、5月11日に後楽園の大映戦でプロ初登板しました。5回二死から登板し、初対戦の投手の姫野好治を三振させました。そして、次の回に自分の打席が回ってきて、姫野の初球を打つと、何と打球は右翼の最前列に飛び込みました。見事、初打席初ホームラン。

しかし、その裏に2失点し、7回には2四球で満塁となり交代。
結局、打者、11人に対して5四球でマウンドを降りました。その後は二度とマウンドに立たないまま同年限りでユニフォームを脱ぎました。

つまり、打率10割、本塁打1 塁打4により生涯長打率は40割となりました。

現役最終打席でプロ初ホームラン

 1983年(昭58) 10月21日 14年生 石山一秀 現役最終打席でプロ初本塁打

【阪急17―15近鉄】後楽園球場では大洋の平松政次投手が巨人相手に通算200勝を達成し、藤井寺球場では近鉄の2年目、ドラフト1位入団の金村義明三塁手がプロ初を含む2本塁打7打点と大暴れした日、ほとんど新聞で記事にはならなかった珍しい記録が刻まれた。 “現役最終打席でプロ初ホームラン” の続きを読む

四球のはずがホームラン

東京ドーム開場を翌年に控えた、1987年の10月18日の巨人―広島戦での出来事。

4点のリードをされた巨人が4回裏1死から吉村禎章がカウント2-1からの白武佳久投手の4球目を見送り2-2。ところがスコアボード表示は2-1のまま。

山本文男球審が首をかしげながら自分のインジケータを見ると、2-2になっている。 “四球のはずがホームラン” の続きを読む

5者連続ホームラン

~ゲームセットから一転、偶然から大記録は生まれた。

それは1971年の5月3日のロッテ対東映戦での出来事。

ちなみに、5人連続でホームランを打つことがどの位、貴重かと言うと、4人連続はプロ野球史上わずか6例。それも、86年にヤクルトが大洋戦で、若松、レオン、ブロハード、広沢と続けたのを最後に、27年間も出ていないのだから、いかに貴重な記録であるか・・・。 “5者連続ホームラン” の続きを読む

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