キューバと日本の野球事情

先日、ソフトバンクのモイネロがオリンピックアメリカ大陸予選出場の為に日本を離れました。

「リリーフ陣が大変な時に離れるのが申し訳ない」「早く帰って来た時にはもっといいパフォーマンスが出せるようにしたい」とファンにコメントを寄せ、ネットから賞讃されている。ファンからも、西武ファン、中日ファンを名乗り、「コロナ感染に気をつけて、やりくりが大変ですが残ったメンバーで頑張ろう」などと、ひいきチームの垣根を越えたエールを交換があり、心温まる一幕となった。

キューバの野球事情は複雑で、国内のキューバリーグを行っているが、社会主義国家で全員公務員の為、わずかな稼ぎにしかならない。その為、国外で野球をして稼ぐ選手は多いのだが、今、現在もアメリカと国交断絶をしているので、MBLでプレーをするには亡命をするしかない。

昨年末、ソフトバンクのオスカーコラス選手が、日本を離れキューバへ帰国するはずが、ドミニカへ入国して、その後、アメリカへ亡命したことが分かりました。

DeNAのグリエル選手も、日本で活躍後したその年の暮れにアメリカへ亡命をしました。

早くから、キューバ選手の獲得へのルートを作ったのは中日ドラゴンズです。キューバの至宝、オマール・リナレスを獲得し、話題となりました。キューバ政府と交渉をして独自のルートで現在も、絶対的守護神、ライデル・マルチネス、アリエル・マルチネス、ロドリゲスと若い選手を獲得し育成をしてきました。しかし、ダヤン・ビシエドはアメリカに亡命をしたキューバ人です。

ソフトバンクも地道に獲得ルートを築いてきました。しかし、亡命するリスク、キューバ政府との交渉が必要で、この先の契約の事はスムーズにいくとは限りません。

キューバ政府も外貨を獲得する為に、日本に派遣しているのですが・・・。

このように、亡命、選手派遣でキューバ選手が海外へ出てプレーする機会が増えると、キューバ構内の野球レベルが低下してきます。ひと昔前は、キューバ野球は無敵でした。

特に90年代は、タレントが揃い、リナレス、キンデラン、パチェコ、のクリーンアップは破壊力抜群でした。国際大会151連勝というとてつもない記録を打ち立てました。

(ちなみに連勝記録を止めたのは上原浩治)

中日ドラゴンズ、ソフトバンクホォークスには、このキューバ人離脱の間、戦力ダウンに負けずに、是非、乗り切って欲しい。

そして将来、日本で育ったキューバ選手と侍ジャパンが国際大会での戦う姿を見てみたい。

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