ヤクルトの快進撃

奥川恭伸の成長

何といっても、2年目の奥川投手の大活躍。

先発投手としてクオリティースタートをしっかり守り、先発投手としての責任を果しています。序盤で打ち込まれたり、ノックアウトを食らったり、大崩れはしません。それでいてテンポの良いピッチンで、味方打線も援護をしてくれます。

150キロに迫るストレート、自在に操る2種類のフォークボール。そして何といっても四球を出さない制球力。先日、10月8日の阪神戦まで6試合無四球ピッチング。

残念ながら7回2死から四球を与えてしまいましたが、54回3/1を無四球で、6月20日の中日戦以来と言うから、恐ろしい。約1カ月半も四球を出しませんでした。

救援陣の形成

左腕、高橋奎二が新たにローテーションに加わり、ライアン小川、そこに大ベテランの石川雅規、原樹里、と続く。

中継ぎ陣の今野龍太、大西広樹、セットアッパー清水昇、マクガフのフル回転の救援陣が控える。

塩見の台頭 

ポテンシャルが高く、ずっと期待されていた塩見泰隆が1軍に定着、そして1番バッターとしてやっとブレイクしました。

しかも、いきなり3割近い打率、盗塁を仕掛ける積極性、ホームランも打てるトップバッターとして急成長し、申し分ない働きをしています。いや、それ以上の活躍と言っていいでしょう。この後、しぶとい青木宣親が繋ぎ、3番トリプルスリーの山田哲人、そして若すぎる主砲、村上宗隆が4番に座る、超強力打線。

ジャイアンツとは違い、スワローズの若い選手は、自前で育てた選手だけに魅力的でファンも応援のし甲斐があります。

2人の外国人の存在

それに、オスナ、サンタナも打率こそ平凡ですが、穴が少なく、コンスタントに活躍し、下位打線にも両外国人の加入で厚みが出ています。

これが2年前16連敗をしていた同じチームかと疑います。そして、昨年も実は最下位のチームでした。

1年でこうも変わるとは誰も思いませんでした。スワローズの若い力は偉大です。

そして、この若い力を導き出した高津監督の手腕は見事です。

ヤクルトの快進撃はしばらく止まりません。

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