オスナとサンタナの活躍

ヤクルトの快進撃は外国人の加入が大きい

今シーズン途中で、ベースボールから日本のプロ野球へ異国の地へやって来た2人の助っ人。知名度は低いが、やる仕事はデカい。

10月15日神宮球場の東京ヤクルトVS読売ジャイアンツ 

この試合、序盤から3点を追う苦しい展開。まずはドミンゴ・サンタナが追撃の狼煙を上げる16号ソロを放つと、2点差を追う6回には、右中間に飛び込む同点のツーランホームラン。2本の価値あるホームランで追い上げました。

出典 Wikipedia Public domain

押すな(オスナ)が村上の背中を押すな

7回の裏、1点ビハインドでランナー1,2塁の場面。

ここで、ホセ・オスナがバッターボックスに。この試合、過去の3打席はいずれも凡退。しかも、その前を打つ、4番 村上宗隆が敬遠気味に歩かされての凡退で、この試合全く、いいところがありません。

そこで迎えた第4打席。オスナは屈辱に燃えていました。

インコースを狙い撃ち

カウント1-1から、ジャイアンツの畠が投じた3球目の難しいインコース低めのストレートをレフトスタンドへ、逆転となる値千金のスリーランホームランを放ちました。

技ありの1発で、見逃せばボールちなる様な144キロのインコースのストレートでしたが、

身体を上手く回転させ、ファウルに切れることなくポール際へ運びました。まさに狙い撃ち。

1塁へ歩きかけると、よほど嬉しかったのか、ベンチに向って胸を叩き「雄叫び」上げました。

その後も一進一退の攻防が続き、終わってみれば8-7のルーズベルトゲームでヤクルトが勝利。

ポストシーズンも2人の活躍が鍵

これからも村上が歩かされるケースが出て来るでしょう。村上の後を打つ、オスナの打棒が今後のCS、日本シリーズの鍵を握ると言っても過言ではありません。

2人とも、打率は.280そこそこだが、コンスタントに働いています。そして、ここぞと言う時のホームラン。穴が少なく日本の野球に溶け込んでいます。

1塁手のオスナはピンチの時には、マウンドへ足を運び声をかける。危惧すべきはサンタナの緩慢なライトの守備が唯一の心配。

これからもこの2人の外国人コンビの活躍から目がはなせません。

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