日本ハムファイターズはこの日11月4日。新庄剛志の監督就任会見を行いました。
新庄劇場
ド派手な茶色のスーツにネクタイは無く、襟を耳元まである様な長いシャツのいでたち。 そして開口一番、「選手兼監督として入団しました」と発言し、あわてて隣にいた社長が「いや監督だけです」と訂正するシーンもあり、まさに新庄節が炸裂。そして、「優勝なんて目指しません」と発言。 自分の名刺を公開し、監督ではなく、「BIG BOSS」と呼んでくださいなど、前代未聞の記者会見となりました。
破天荒なキャラクター
日本ハムの現役時代には、試合前に天井からワイヤーで降りて来て登場したり、ハーレーダビッドソンで球場入りしたこともありました。 襟付きのアンダーシャツをユニフォームの中に着こなし、香水をつけて打席に入ったりしたこともありました。 ピンク色のリストバンドを付け、スパイク、レガースもカラフルなものを着用するなど、常識では考えられないことを選手時代に行ってきました。
監督でも常識では考えられない事を、しでかす可能性は否定できません。
現に自身のtwitterにて
スタメンをファン投票で決める
とツイートして話題になりました。
今後、何をやらかすか楽しみではあります。
しかし、現実的に新庄剛志でいいのでしょうか?
故野村克也氏はきっと天国で目を覚まして仰天しているのでは?
90年代に若き新庄が亀山努とブレイクし、阪神タイガースが躍進した、春のキャンプで当時の藤田平監督がこの、新庄に正座をさせました。そして、この正座が発端で「野球選手を辞める」と騒動を起こしました。この藤田監督は一体、今、新庄監督就任をどう思っているのでしょうか?
しかし、楽天の石井一久のように、世間から見るイメージとは違いしっかり、監督業を務めている指揮官もいます。野球ではありませんが、そのまんま東(前東国原英夫知事)のように意外に優秀な人物だったケースもあります。
人は見かけによらないのです。
まるで織田信長のよう
この記者会見を拝見して、戦国時代に活躍した、織田信長のような破天荒なイメージを受けました。古い体制を嫌い、常識を打ち破り、次々と改革を行って城下町を活性化させました。
優秀な部下をどれだけ確保できるのか、そして、選手にどれだけ信頼されるのか。
きっと、新しく就任した、稲葉篤紀GMがフォローし支えてくれるのでしょう。
是非、今までにないやり方で、球界全体を盛り上げていって欲しいですね。
最後に部下に裏切られないように、そして、「是非に及ばず」とはならないことを願います。